本当は平屋に住むのが理想だった我が家。
でも昨今の水災害等を考えた時、2階建てなら避難できるというメリットも見えてくる。
そこで我が家が取り入れたのが1階完結型の家。
つまり、2階建てだけど1階で生活ができる家です。
この記事では1階完結型の間取り例、なぜ採用したのか、住んでみて実際どうなのかをレビューしていきたいと思います。
1階完結型の間取りとは
1階完結型の家とは、字そのままに1階で生活が完結する間取りです。
水回りや収納などを1階に集めて、仮に2階が無くても生活できる間取りのことを指します。
我が家が取った選択としては
LDK,水回り、寝室としても使える部屋(和室)、そして収納を1階に集結。
1階を広く取り、2階は最低限の広さにすることで1階完結型の家を完成させました。
1階20坪、2階12坪の延床約32坪の家となっています。
2階は廊下を中心に持ってきて最小限にすることで
部屋を無駄なく造ることができます。
書斎も埋め込むことができました。テレワークなどの際も活躍します。
1階完結型の家にした理由とメリット
1階完結型の家にした理由としては3つあり
- 老後を見据えた間取りにしたかった
- 1階で家族が自然と集まる構造にしたかった
- 生活導線をまとめたかった
が挙げられます。
老後を見据えた間取りにしたかった
マイホームの購入は一生のうち1度かもしれない大きな買い物。
老後のことを考えたとき、戸建てに住む祖父母の家は2階を使用している印象が無かったことを思い出しました。
むしろ物置化されていません?
若いうちや子供がまだ家にいる間は2階を子供部屋や寝室として使いますが
子どもが巣立ち、自分たちも足腰が弱るころには2階の出番というのは物置になることが多い印象。
将来物置になる可能性がある2階を広く取るのは勿体ないなあ。
…じゃあその分1階を広く取ろう!という考えでした。
LDK約18畳に隣接した和室が4.5畳があるため、体感的にくつろぎスペースは22.5畳の広さになります。
子供が走り回っても十分な広さもメリットとなっています。
1階で家族が自然と集まる構造にしたかった
2階のこども部屋は収納を含めて四畳半です。ベッドと机を置くだけの前提です。
正直言えば狭い(笑)
とも思いましたがいずれ巣立つことを考えれば
自分の空間があるというだけで十分!ということにしておこう…(笑)
巣立ってからいい部屋住んでくれ子供たち!!
その分1階を広くし、▼十分な収納と学習にも使えるカウンターを設けたり
(イシンホームが建てた当初撮影用に綺麗にしてくれた写真。綺麗な写真は基本それです(´;ω;`))
▼LDKからお風呂へいきやすい導線にしたり(子供の様子がわかる)
▼収納を1階につけたり(今はジャングル)
1階生活空間の充実を図りました。
実はリビングにシーリングライトを設置しているのですが
▼これは後々テレビが壊れたらポップインアラジンなどの投影機を採用したいと思ったからです。
そのためテレビ側の壁はエコカラット等のデザインは付けず
白い壁紙で統一しています。(お金なかったなんて言えない)
お金が無いのでまだテレビ壊れないでほしい
私たち夫婦はゲームもするので、勉強も遊びもみんなで楽しめる空間にしたいです。
生活導線をまとめたかった
1階に服を片づけられるファミリークローク、洗面脱衣所、キッチン。
この3点を近くに置くことで、朝の準備や片付けなどが大幅に楽になっています。
アパート時代とは比べ物にならない楽さ!!
洗面脱衣所には物干しもあるので、
昼夜問わず洗濯物を干すことがでるのはストレスフリーでしかない。
(今は殆ど洗濯乾燥機に任せていますが。。)
朝の着替えに関しても、洗面所からもLDKからもファミリークロークに行けるので便利です▼
また、どこからでも通り抜けできる構造にしているので扉を開けっぱなしにしておけば、エアコンが行き届いて夏は1階のどこにいても涼しいです▼
▼冬のパターンも検証しましたよ(NEW)
1階完結型の間取りのデメリット
1階完結型の間取りをしようとしたときデメリットももちろんあります。
- 1階を広くすると建設費用が増えることがある
- 耐震性が少し落ちる
- ある程度の土地が必要
1階を広くすると建設費用が増えることがある
1階を広くした場合、住宅基礎部分が増えたり、
屋根が増えたりすることで建設費用が増える可能性があります。
我が家は始めから1階完結型の間取りで見積をとっていたため、実際総二階と比べてどれくらい金額が上がったかは不明なのです。
場合によっては費用が大幅に上がる可能性があるので、各工務店やHMに確認してみてください。
耐震性が少し落ちる
総二階の建物と比べて家の耐震性が少し劣るといわれています。
しかし、設計士さんが出来るだけ耐震が取れるような設計を提案してくれるはずなのでその点に関しても都度確認していきましょう。
ある程度の土地の広さが必要
1階を広めに取った完結型の間取りは土地の広さも視野に入れておかなくてはいけません。
土地には建物を建てる際の建ぺい率と容積率があります。
建ぺい率は「敷地の何%を建物用に使えるか」を定めた数値。
容積率は「敷地に対してどれくらいの空間を使えるか」を表した数値です。
都心部では30坪の敷地面積などは当たり前のように見られると思います。
しかしこの場合建ぺい率が50%に当てはめると、建物の1階最大面積が15坪になり水回りやファミリークロークや広いLDKを1階に盛り込むということが難しくなります。
その場合は1階完結型の家というよりは別の視点で生活のしやすい家作りにシフトしていかなくてはなりません。
おわりに
1階完結型の家に住んでみて数カ月経ちますが、
完結型にしたことでの後悔ポイントが出てきていないので取り入れてよかったと思います。
子供が大きくなってからの生活スタイルがどう変わるかはまだわかりませんが
今の生活は一言で言えば大満足です。
マイホーム計画、1階完結型も考えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
- このブログでは当時世帯年収400万円だった家族が3200万円をこえる住宅ローンを組んでマイホームを購入(土地込み価格)。2024年に旦那仕事辞めちゃってどうなっちゃうのって感じの今w
- 毎月カツカツ返済しながらもコスパ目線で生活実験、観察したことをブログに挙げています。
- ちょっとでも読みやすいように1記事を小記事にしているので是非お気軽に覗いてくださいね
▼戸建ての気になる光熱費についてはこちら。アパート時代と比べてみると…?
▼思ってたんと違う…マイホームに入居してから知った事実についてはこちら。
個人的にはショック。プチ後悔ポイントでございます。